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「青年のための読書クラブ」 [本]

桜庭一樹「青年のための読書クラブ」新潮社

「荒野」以来、とりことなっている桜庭さんの本を借りてきました。
貧乏なので買うのは許して。。。。。

第一章を読んでいる時は、
ちょうど読んでいた「笑う大天使(川原泉さんの漫画です)」が
暗くなった話みたいーって思ったけど、
そうでもないのかも。
フランスのシスターのマリアナが開いたお嬢様学校の
アウトローである読書クラブの者が彼らが起こした
珍事件を一章ずつ語った連作集なのかな?
一つ一つの章の年代が離れているのが面白かった。
創設者の話や、
時代の流れで最後は共学になってしまったり、
読書クラブの面々のその後なども書き込まれていて
一冊でしっかり満足できる感じになっていると思う。


漫画化もされているみたいです。
ただ、アザミや永遠がどういう感じなのか非常に気になります。
普通の可愛い容姿になっているのも嫌だけど、
ギャグみたいなタッチになってるのも嫌だし。
(って想像するあたり、結構はまってるかも)

蛇足ですが、
バブルのころはパラパラはなかったと思うのだけど、
わざとそうしたのか、
間違えたのか(担当さんもついててそれはないよね)、
ちょっと気になります。
(う、おばさんって本当に厭味くさいわ。)
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